「ごーろく将棋 56shogi ブラウザ版」をリニューアルしました
タイトルのとおり、「ごーろく将棋 56shogi ブラウザ版」をリニューアルしました。
リニューアルに伴いレンタルサーバを移転、URLを変更しました。
追加した主な機能としては、
1.COMレベル3、4、5
2.棋譜ツイート機能
です。
COMのレベル3、4、5は、以前に公開したプチボナ 56shogiをJavaScriptに移植したものです。
反復深化のiterationを制限して強さを調節しました。
レベル4とレベル3で先後入れかえて100局連続対局した結果は96-4、
レベル5とレベル4の結果は80-20でした。
レベル5も(時間ではなく)探索ノード数を制限しているので、PCのスペックによらず一定の棋力になっているはずです。
スペックによっては思考時間が少しかかってしまうかもしれませんが、できるだけ棋力が一定になる方法を採用しました。
プチボナ 56shogi はBonanzaの指し手生成と探索部を改変したものなので、
それを移植したブラウザ版のCOMレベル3、4、5のベースはBonanzaということになります。
ただどうしてもJavaScriptだと速度が出ず、(わたしの技術力不足もありますが)
探索速度はプチボナ 56shogiの10分の1程度になっているはずです。
(一度ちゃんと測ったのですがPCが故障した時に紛失してしまいました)
なので、試していないのですが、同じ時間で対局するとプチボナ 56shogi (ダウンロード版)のほうが強いはずです。
ブラウザ版は面倒な設定をしなくて済むのが良いところなので、ある程度棋力は落ちてもしょうがないかな、というところです。
棋譜ツイート機能はColamoneのアイデアを真似させていただきました。
colamone
ツイートに埋め込まれたリンク先のページで、URLを解析して棋譜を再生する仕組みになっています。
細かい変更点としては、千日手とトライルールに対応したのと、デザイン・レイアウトを変更しました。
COMのレベル、手合、先後の選択画面は先日公開された「ねずみ将棋」を参考にさせていただきました。
「ねずみ将棋」には目隠し将棋、初形ランダム将棋といった楽しいモードがあるのでおすすめです。
ねずみ将棋 - SoupSeed
トライルールを含めた将棋のルールについては詳しい説明を用意するつもりです。
あとは英語版もつくりたいと思っています。(自分の英語力が心配ですが)
自分はスマートフォンを持っておらず、とりあえずPCで動作するものをつくるという方針でやってきたので、申し訳ないのですが、スマートフォンへの対応は何もしていません。
googleのモバイルフレンドリーテストをやってみたところ、
盤面がものすごく小さく表示されてしまい、他にもいろいろ怒られてしまいました。
今後はスマートフォンに対応したレイアウトを考えたいと思っています。
まずは自分がスマートフォンを買うところからなのですが。
それでは。
【2015/10/28 19:05 追記】
ごーろく将棋 56shogi ブラウザ版のCOMレベル3、4、5のベースであるBonanzaを開発された保木邦仁様には本当に感謝しております。
改めて御礼申し上げます。