ごーろく将棋 56shogi の実況動画
ごーろく将棋 56shogi ブラウザ版の実況動画を投稿してくれた方がいるのでご紹介します。
角 vs 飛車の動画で有名な、将棋の実況動画を投稿されているプロパンゴリラさんです。
COMのレベルは迷わずレベル5(JavaScript版プチボナ)を選択され、先手がプロパンゴリラさん。
1局目からプチボナは強襲します。
ごーろく将棋 56shogiを指したことのある人の中でも、知っている人は知っている角捨ての筋です。
似た局面でも現れるので、(別の方ですが)ツイートを紹介します。
この辺で俺の知ってる56shogiじゃないと悟った。 pic.twitter.com/LJodjyrDRC
— merom686 (@merom686) 2015, 5月 8
狙いは▲同金に△5四歩で次に金取り+と金づくり、避けても△5五歩成で、と金ができて角が助からない形です。
いきなりプチボナが力を見せたか、と思いきや、▲同金と進んだ局面で、プチボナは△5四歩と突かずに△2四歩ととります。
これはなぜなのか。
動画内のコメントにもありましたが、角を切って▲同金の局面から△5四歩▲2三歩△5五歩成と進むと以下の局面になりますが、▲2二角打から以下後手玉が詰んでしまいます。
ということにプチボナは角を切ってから気づき、慌てて△2四歩と指したということだと思います。
しかしそれでは角を捨てた損が残ってしまい、局面はプロパンゴリラさん大優勢になりました。
その後、千日手の筋が現れ、千日手判定されるか試してみたいということで千日手の手順に。(実装しといてよかったです)
2局目はプチボナが得意の終盤力をみせて勝利しました。
ここでの△2五角合(逆王手)が印象的でした。
3局目は序盤からプロパンゴリラさんが駒得して優勢を築き、プチボナはいいところなくプロパンゴリラさんの圧勝でした。
奥のプチボナの形はあまり良くないと思うのですが、評価関数の問題なのか、たまにこうなってしまいます。
終始、指していて本当に楽しそうに実況していただいて、何度もリピートして観てしまいました。
これからもっとたくさんの人に指していただけると嬉しいです。
それでは。